01内装屋Wiseについて
僕たちWiseは、壁紙(クロス)や床、内装仕上げを手がける、いわゆる「内装屋」です。でも、いわゆる“よくある内装屋”ではないと思っています。
たとえば道具も、作業服も、かっこいいモノを。会社のツールとか働き方だって、スマートで洗練されていたい。職人の世界といえば3Kだなんて言われるけど、Wiseはそれらとは少し違う。
建築の世界には、昔からの慣習や上下関係がまだ根強く残り、ときには理不尽さを感じる場面もあります。
けれど自分たちはそうした空気に流されることなく、自分たちが正しいと信じるスタイルを貫いています。
「これがウチのやり方です」と胸を張れるように、今日もまっすぐに、淡々と。Wiseは、そんなチームです。
02見えないところに、芯を通す。
クロスの下には、下地があります。仕上がれば誰にも見えないけれど、仕上がりの良し悪しは、ほとんどここで決まる。
僕たちはこの下地処理に、とことん時間と手間をかけます。総パテ、水性シーラー、細かい部分の調整。「そこまでする?!」と言われることもあるけど、それが普通。いや、最低ラインです。
それは、美しく仕上げるためでもあるけど、自分たちの技術に対する誇りでもある。
この世界には天井がない。やればやるほど上がいる。だからこそ、今日も手を抜かず、腕を磨いています。
03いろんな奴がいていい。でも、これだけは譲らない。
Wiseには、いろんなメンバーがいます。ちょっと抜けてるやつもいれば、めちゃくちゃ几帳面なやつもいる。金髪でも、ピアスしてても、タトゥーがあっても、それは関係ない。
でも、真面目であること。これだけは、大事にしている。
仕事に向き合う姿勢が真面目であること。人に対してちゃんとしていること。それがあるから、チームとして成り立ってる。
凸凹があってもいい。というか、その方が面白い。みんなで支え合って、それぞれの得意がちゃんと活きる。そんな空気感を大事にしています。
04「どこでやるか」より、「誰とやるか」。
誰とでも仕事をするわけじゃありません。
「安くて早ければいい」というような相手や、職人の技術に価値を感じていない現場とは、距離を置いています。
ぼくたちが一緒にやっていきたいのは、技術やその姿勢に、ちゃんと価値を感じてくれる人たち。
そのほうが、こちらも気持ちよく全力を出せるし、納得いく仕事ができる。
大事なのは、規模じゃない。立場でもない。価値観が合うかどうか。それだけです。
05目指しているのは、“職人が輝ける場所”。
今、Wiseでは「Wise村」という場所をつくろうとしています。
職人が自由に練習できて、道具や素材に触れられて、若い人もベテランも、男女関係なく技術を高められる環境。
クロスや内装材のショールーム、作業服や道具の展示スペース、昔ながらの技術を継承できる仕組み。
ただの作業場、仕事場じゃなくて、職人ってかっこいいよね、って言える場所。そんな“職人ミュージアム”みたいな空間を、本気でつくろうとしています。
信じたやり方を、信じ合える仲間と、貫いていく。Wiseはこれからも、そんな在り方でやっていきます。
真面目で、自由で、かっこよくて、誠実。そんな内装屋、Wiseです。