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色の不思議を利用した部屋づくり① 〜色で電気代節約ができちゃう!?〜

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こんにちは!

WISE広報担当マリーです。

今回は「色を効果的に使えば目的に合わせた快適なお部屋づくりが実現できるかも!?」

というお話をお伝えしようと思います♪

 

 

といいますのも。

5月に入ったとたんに今まで使っていたクッションカバー(真っ赤なお気に入り)がシックリこなくなり暑苦しいな…と感じるようになりました。

思えば毎年この時期になると涼しげなブルー系に替えたくなるし、

9月になるとまた暖色系に替えたくなるなる。

みんなそうだと思うんですけれど、これは一体どういうこと?

単に「気がする」だけ?

はたまた実際に暑くなったり涼しくなったりするのかな?

と考え始めたら止まらなくなって…!

 

もし科学的なデータなどがあるとしたら、

私たちの扱う壁紙リフォームの分野でもうまく利用できるんじゃない!?

と思いたち、色にまつわるアレコレを調べてみることにしました。

 

 

赤い部屋と青い部屋の実験

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、

赤い部屋と青い部屋にいる時では

人間が感じる温度が3度も違うという驚きの実験結果があるそう。

 

 

もちろん、実際の室温は同じなんですよ!?

ではなぜ体感温度に差が出るのかというと….

 

 

人間は酸素や炭素などさまざまな種類の元素から成り立っていて

元素は常に振動し、それぞれの元素は固有の振動数を持っています。

そして色というのは実は波長の大きさがそれぞれ違う「光」。

色の光が皮膚にキャッチされた瞬間に、

体を形成する元素と生体反応を起こします。

それで、色によって皮膚での感じ方が変わるというわけ。

 

実験によると、

赤い部屋に入った人は、脈拍、呼吸数、血圧が上がり暑く感じ、

青い部屋に入った人は、逆にそれらが下がって涼しく感じました。

 

その理由は赤と青には以下のような特徴があるからです。

赤は赤外線の隣に位置する色で波長が大きく、

筋肉の興奮効果もあり暖かく感じる色。

青は紫外線に近いところに位置する色で波長が小さく、

さざ波のように優しく、筋肉の弛緩効果で涼しく感じる色。

つまり視覚的なものは関係なく、

目が見えない人や目隠しした人でも

入った部屋が赤い部屋か青い部屋か当てることができるというからびっくり。

 

やっぱり「気がする」だけじゃなかったんだ!

クッションカバーやカーテンを替えれば、

本当に涼しくなったり暖かくなったりするってわけ。

 

体感温度3度差って、

クーラーや暖房の設定温度で考えたら大きいですよね!?

たとえば、北側にあるいつも寒いキッチンのクロスを暖色系にするとか

西陽がキツいお子さんの勉強部屋を寒色系のクロスにしてみるとか…♪

電気代の節約に意外と効果があるかもしれませんね。

 

(参考文献)枻出版社『色の心理学』佐々木仁美監修

 

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