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道具をカスタマイズしてこそ本物のクロス職人!?〜カタチも呼び名も人それぞれだった話〜

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こんにちは!
Wise広報担当マリーです。

今日は我らが職人勢が愛用する
いわゆる腰道具を見せてもらいました。

腰袋からして個性が出ていますね。

 

 

中身を出してもらうと…

 

 

馴染みのある普通のカッターだけでなく、文房具屋さんには置いてなさそうな妙に小さなカッターが。

これは一体何に使うのでしょう?

 

 

「手が一本やっと入るような隙間の壁紙を切ったりするときとかに使うよ」(RYO)

 

今日は持っていないけど、ビヨーンと持つところが伸びるカッターもあるそうです。

 

 

ヘラがいくつもあるけれど、これはなんていう名前ですか?

 

「小ベラ」

 

なるほど。

ではこちらは?

 

「小ベラ」

 

あ、全部小ベラなのね。

誰かに「小ベラ取って〜!」って叫んだら、どれが届くんでしょうね!?

たぶんそれぞれ正式名称があるんでしょうけど、

呼び方は人それぞれらしい(笑)。

 

それはさておき、ヘラには厚ベラ・薄ベラ・地ベラなど大きさや厚さや形の違うものがあるのですが、絶対こう使わなければいけない! というキマリはないようです。

自分なりの使い方で作業効率を上げているとのこと。

 

 

基本的にはクロスのハジに「ちり」(柱との境界などにほんの少しクロスが立ち上がった部分)をつけるために厚ベラを使い、クロスとクロスを重ねてカットする際には薄ベラを使うそう。

ケーキのクリームを塗るのに使うパレットナイフのような角ベラ(「カドベラ」かと思いきや「ツノベラ」だった)は、仕上げにクロスの角をしっかりつけるときなどに使用。

 

「でも(KEN)社長が角ベラ持ってるの見たことない。大きいヘラでなんでも代用してる」

とのことです。さすが!

 

 

その社長、自分で削ってカスタマイズしたヘラを持っていました!

天井のクロスの角をピッタリくっつけるときなど、

このとんがり具合と湾曲具合がちょうどいいらしいです。

「世界に一つだけのヘラ」ですね♪

コレがそれ↓

 

 

そういえばクロス職人にとってなくてはならない大きなハケ。

これは使う人によって減り具合が全然違うらしい。

RYOは半年〜1年で買い替えているようです。

 

 

あらら…気づいたら私そっちのけで道具談義に花が咲いて止まらない様子。

 

 

もう取材になりそうもないので、今日はこのへんにしておきましょう。

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